「…はぁはぁはぁ……」



息を整えて龍太さんがいるであろうリビングに向かう




ガチャ…




リビングのドアを開けると意外な人物がいた



龍太「お、起きたか結愛」



遥太「おじゃましてます結愛ちゃん」



イケメン2人に振り向かれて身体が固まる



龍太「結愛、こっち」



ソファに座る龍太さんが隣に座るように促す



言われるがままちょこんと座ると2人に真剣な表情で顔を覗き込まれた



(えええっと…


なんか顔についてるかな……汗)




「は、遥太さんとここでお会いするのは初めてですね…」




苦笑いする私の頭をそっと撫でると龍太さんは立ち上がって書斎室に消えていった




遥太「うん、ちょっとね」



私の苦笑いにいつもより真面目な顔で答える遥太さん




(……明らかに医者の顔してる……


面白い内容ではないんだろうな……)



隣の部屋から戻ってきた龍太さんは手に青い小さなものを持ってすぐに戻ってきた




無言で私の手をとると洗濯バサミのようなそれが指に付けられる



「……あの、龍太さん……」