「ちょっ…やだ何これ」
龍太さんが隣にいるのに、こんなに泣くのが恥ずかしくて仕方がない
「…ちょっと私、御手洗行ってきますね」
龍太さんから離れたくてそんな嘘をついて立ち上がろうとすると、強い力でそれを阻止された
龍太「他行ったらここ連れてきた意味無くなるだろ」
「え…?」
龍太「ここなら、泣けるだろ
安心しろ、誰も来ない」
(…いや、龍太さんに鼻水ダラダラの顔を見られたくない………)
だけど龍太さんの力に勝てる訳もなく…。
龍太さんは私の肩を抱いて何も言わずにぽんぽんとしてくれる
その優しさが相まって私の涙を加速させた
龍太さんの胸元で泣いていた、そこまではバッチリ記憶がある。
なんで、私は今自室にいるんだ…。
十中八九そのまま寝て龍太さんに連れには来てもらったというところだろう、またやってしまった。
ゆっくりと身体を起こし立ち上がると心臓突然がバクバクと早くなるのを感じた

