そのまま建物の外に出てすぐに


横付けされていた今朝乗った車に乗り込んだ



車内でも繋がれた手が離されることはなかった




「あの...龍太さん?」


龍太「.........」


(...ダメだ

聞こえてない)



和也「ほっといていいよ


そうなったらしばらくそいつ、周りの声聞こえないから。




さっきの話の続きなんだけど、龍太さ女の子がダメなんだよ」



「え...?



じゃあ私...」



和也「あぁ、結愛ちゃんは大丈夫なんだと思う」



(...それは暗に私が女ではないということを指しているのであろうか?)



和也「結愛ちゃんはさ、龍太にとって特別な女の子なんだよ

だから平気なんだと思う」



(.........な、何を根拠に仰っているの...?)



和也「.......龍太は昔から、そんな見た目だから周りの女の子人にチヤホヤされてさ...」



(.......うーん

子供の頃の龍太さんなんて、さぞ可愛かったに違いない...)


龍太「それから龍太は女の人に苦手意識を持つようになって煙たがるんだよ


というか、一種の拒絶反応というかアレルギーみたいなもんなのかもしれないけど


さっきみたいなに大量に近づかれちゃうとほんとにダメなんだ」