(おお、すごい人気!さすがだ〜!
やっぱカッコイイもんね
そりゃ、こうなるわ)
よく見れば龍太さんを和也さんが守るようにして立って
龍太さんを女性たちから離しているのが見えた
私はというと、その集団に入っていく勇気も声を掛ける勇気もなく
近くで見つめてるしかなかった
和也「あ!結愛ちゃん!」
和也さんが私に気がついたようで手を振っている
それと同時に女性陣は一斉に私を振り返り
凄まじい目付きで睨まれた
(こっえぇ...)
和也「じゃあ俺たちもう行くから
はい、散った散った〜」
『何この貧相な子
色気なんてあったもんじゃないわ』
『そうよ
身長も低いし、スタイル悪すぎよ』
『そんな子がどうして和也様に名前を呼んで頂いてるの?』
『きっと誰かの妹君よ
仕方なく面倒を見ているに違いないわ』
私に聞こえるようにして口々に女性たちが嫌味を言う
ごもっともすぎて言い返す気にならないし、なんだったらそれらの意見に同意だ
(ですよね〜って頭かきながらアホヅラで言いたい)
和也「黙れブス共」
「...え?」
(.......なんか、和也さん方面から綺麗なお顔にはそぐわない黒い言葉が聞こえきたような...)

