「あと、これとこれ着てみろ」



「え...」



「俺の趣味だ

着てみてくれ」



受け取ったものを見ればカッコイイ雰囲気のキレイな服ばかり



(なるほど

龍太さんの好みはクールビューティ系か)



「いいから、着てこい」


龍太さんに背中を押されカーテンを閉められる


袖を通せば、先程とは全く別人の自分が鏡の中にいた


おずおずとカーテンを開ければやっぱり目の前には龍太さん



「ど、どうでしょか?」



「...よく似合ってる」



「ほ、本当ですか?」



「あぁ、これもくれ」


店員「かしこまりました」








それからあちこちのショップに入っては龍太さんが持ってきた服を試着して


龍太さんが気に入ったものを買うということを繰り返した


私が目を留めてしまったものも似合うものは購入してくれた




相当の買い物をした後、私たちは飲食店の中に入って昼休憩をとっていた



「あの、龍太さん


すいません。たくさん買って頂いてしまって」



「気に入ってくれたらいいんだ」



「大切に使わせていただきます

本当にありがとうございます」



結局あれから20着以上を買ってもらった