店員さんから受け取った服を緊張しながら受け取って


服を傷つけないようにそっと着替える



そして鏡に写った姿に私はまた紅潮するのであった



店員「お客様、ご試着はお済みでしょうか?」



「あ、は、はい!」


自分の着る服に見とれてぼーっとしていたところに


店員さんから声を掛けられてハッとする



店員「開けさせていただきますね」


龍太「.....ほぉ」


「え...」


まさか開けられたカーテンの目の前に龍太さんがいると思わなかったから戸惑いを隠せなかった



店員「まぁ...

よくお似合いでいらっしゃいますこと...」



龍太「これを」


店員「はい、かしこまりました」


「ちょっ、ちょっと待ってください龍太さん!」


私は慌てて服をまさぐり値札を確認した



(一、十、百、千、万...........


普段着ているものとは値段のケタが違う


ゼロの数が多い.......)



「だっ...ダメです!

こんなに高い洋服っっ!」



龍太「俺が気に入ったから俺が買うんだ」



そう言われてしまうと何も言えない



(.......龍太さん、ずるい.....)