「結愛のこと、俺に教えて



知りたいんだ、お前のこと。


お前の口から直接



だから


俺がお前のこと知ってる人間になるから、そんなに不安な顔するな」



(.......龍太さんは私が周りに知らない人ばかりで不安になってるって思って

気遣ってくれているんだ...。



ほんとは龍太さんがイケメン過ぎてそんな方の隣を歩いていることが申し訳なくて俯きましたなんて口が滑っても言えないや...)


でも.......



「私にも、教えて頂けませんか?

龍太さんのこと...。


私も知りたいです」


(踏み込んじゃいけないと思ってたけど、


龍太さんが私のことを知りたいと言ってくださっているんだから

私も可能な限り知りたい...)




龍太さんはクスりと微笑んで手を握りなおした


(...たぶんこれが龍太さんなりの返事の仕方なんだろう...)



心が温まるのを感じる







会話の過程で、ほんの少しだけ龍太さんに近づけたような気になった




久しぶりに


自然に自分口角が上がるのがわかった


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