「身体が疲れてたんだろう、ぐっすり寝てたぞ

身体、寒くないか?」



結愛「やだ私...恥ずかしい.......

だ、大丈夫です」


「夕食、食べられそうか?」


結愛「え、あ...

もうそんな時間ですか

はい、食べられます」


「そうか

ゆっくりでいいから、準備できたらリビングにこい」


結愛「はい」


寝起きの人間をすぐに立たせるのも気が引けて、俺だけ先にリビングに戻る


ソファ越しに奥を見れば、飾られた空間と綺麗に盛られた料理がいくつも置いてあるダイニンクテーブルはパーティさながらで


まるで俺の家ではないような感覚になる。



1人で感嘆としていると和也から声をかけられる


和也「あれ、結愛ちゃんは?」


「もうすぐくる」


和也「じゃあ、はいこれ」



と渡されたのはクラッカー


使ったことはないが、十中八九この紐を引っ張るのであろう



片付けのことが一瞬頭をよぎるが、結愛が喜びそうなことならなんでもやってやりたい



柄ではないが“結愛がリビングに来たら”とのザックリ過ぎる計画に胸を高まらせた


今日は俺の心拍数が急上昇する回数が多い


さっきまで結愛の心臓の心配をしていたのに、今度は自分の心臓がもつか不安になってきた