和也「これから3ヶ月俺たち、割と結愛ちゃんの近くにいること多いと思うから、龍太だけじゃなくて俺たちのことも頼ってよ」
仁「そうそう〜
女の子のお願いなら頑張るよ〜」
(...ここは無難に“はい”と答えておけばいいのか?
極力頼らなくていけないような緊急事態は避けたいところだ
いや、もう頼ってるのか)
龍太「まぁ、こいつらのことは信用していい。
俺も必ず一緒ににいてやれるわけじゃねぇしな...
俺がいない時に何かあれば必ずこいつらを頼れ。わかったな?」
「...はい
よろしくお願いします...」
和也「そだ、結愛ちゃん
お腹空いてない?」
「そう言われれば...
.....空いてます.......」
和也「俺オムライス作ったんだよね
食べれそう?」
「はい、ありがとうございます
頂きます」
“今準備するね〜”と席を立つ和也さん
仁さんと隼人さんは“なんかあったら呼んで〜”と自宅に戻るとのことだった
広いリビングに残ったのは龍太さんと私だけになってしまった
こうゆう状況になると龍太さんの存在を意識しすぎてしまう
(...気まずい.......)
何かを切り出そうとするが、大した話題を見つけられずに静かな空気が流る
私は龍太さんの様子を伺おうと控えめに見上げた

