「藤山の店が薬だと?」





俺は今

主人である黒崎組若頭兼黒龍の総長


黒崎龍太へと任務の報告をしている




俺は情報屋として若に仕えてる

真田 隼人


俺の親父は龍太の親父さん、
つまり黒崎組組長に情報屋のtopとして仕えている



龍太とは幼馴染みだ


普段はタメだが、今は仕事中


しかも、結構やっかいそうな




「はい、覚醒剤を扱っているとの情報です」





「隼人、なぜ今まで気づかなかった」



「申し訳ありません若」




「以前 藤山の店に行ったのは?」




真っ直ぐに俺を捕らえ見つめる瞳は有無を言わせない




我が主人は綺麗と一言に言えない程整った顔の持ち主



幼い頃から共にしてきたが




すべてにおいて極道として完璧な男である