凄いと思った。とてつもなく尊敬できた。
なのになんでだろう。
ムカついた。ナツメ君にじゃない…
他の誰かに。もしかしたら誰とか人じゃないかもしれない。自分でも何に当たっているのか何が気に食わないのかわからないけど、はらわたが煮えくり返る。
単なる綺麗事だろっ…ってムカついてた。
「僕はもうすぐ死ぬ。だから未練を、やりたいことを書き留めてみたんだ。誰に捧げられるわけでもない浪費された人生に意味をつけるためにね」
「…私に捧げてくれればいのに」
「え?」
なのになんでだろう。
ムカついた。ナツメ君にじゃない…
他の誰かに。もしかしたら誰とか人じゃないかもしれない。自分でも何に当たっているのか何が気に食わないのかわからないけど、はらわたが煮えくり返る。
単なる綺麗事だろっ…ってムカついてた。
「僕はもうすぐ死ぬ。だから未練を、やりたいことを書き留めてみたんだ。誰に捧げられるわけでもない浪費された人生に意味をつけるためにね」
「…私に捧げてくれればいのに」
「え?」

