……手伝ってあげたいな。



自分がそんなことをするほどの関係じゃないことぐらい分かってるけど、想像ぐらいは許して欲しい。



「手伝おうか?」



「あ、私もやるよー」



ほら、いっぱいきた。
私じゃなくてもほかの人達で満員だ。
定員オーバーでぇす!



『手伝ってよ、やりたいこと』



あの夜に言われたことを真に受けすぎなんだ。
単なる社交辞令かなにかだって…




「紫音!付いてきてくれるよな?」