金曜日の流星群

1枚1枚辿るように読み進めていくと栞が挟まっていた。

私があげた栞。


そこには日々の出来事が日記みたいに付けられていた。

マメな性格だったからか、毎日数行書いている。

ぱっと見て目に付くところを読む。


『草野紫音。あの子は十年前のシオちゃんだろうか?だったら最高だな。お母さんのことまだ大好きなんだろうな。でも、周りに合わせて笑ってるシオちゃんを見てるのは少し複雑。』



私のことずっと気がついていたんだ。



『公園で偶然遭遇。向こうも気がついてる?覚えててくれたんなら嬉しい。僕が昔出会ったこと隠しておいた方がお互い傷つかないかも』



でも、言わなかったんだ。