金曜日の流星群

「そっか、そうだな。俺も明日死ぬかもしんねぇもん」



悠君が続く。ナツメ君がクスクスと笑い辛うじて普通の空気を取り戻した。



「その時は俺が葬式の手続きやってやる」



「長谷川君がやったらどっか抜けちゃいそうだね」



長谷川君もパンを食べるのを再開してすっかりいつもの調子に戻っていく。


人は自分の想定外の話が来ると驚いて困り果てる。

それを素因数分解するように行動に分けていくと、
作り笑いを浮かべる。
誰かに便乗して誤魔化す。

そして大多数が“普通”を演じる。

みんなそれをやったまでだ。