金曜日の流星群

「も、もしもし?」



「もしもしー。彩葉です」



「し、紫音です。…今、平気?」



電話の相手は大丈夫だよー、と柔らかい返事。
彩葉ちゃん。
常に髪がサラサラで、前髪が整ってて化粧も薄くだけどしている彼女ならと期待の意、1択で電話をした。


ナツメ君とのこれからのことを話す。

するとビデオ通話にしてあれやこれやとクローゼットをひっくり返す勢いで着まわして着まわして目が回った。

比喩とかなしに本当に目が回った。



オールコーディネートをしてもらい通話時間を見ると軽く1時間は超えていた。



「よし!バッチリ!」



「彩葉ちゃん、ありがと。変じゃない?」



「変じゃないよ!心配性だなぁ」



クスクスと笑い声が聞こえる。
さりげなくお互い普通の通話に戻す。