金曜日の流星群

そんな私に対してナツメ君は満足そうに笑うと階段を登り始めた。

ナツメ君に手を引かれながら登る階段。

大きな手…。

ナツメ君は色白で女の子みたいに綺麗で可愛らしい顔つきをしてるからそのギャップに驚いた。
ごつごつしてて、意外と骨ばってる。私みたいに丸いラインがあまりない。私の手は包み込まれるようになってしまい、何となくショックだった。



「紫音の手ちっちぇ」


……心、よまれた!

まさかナツメ君にそう言われるとは思ってなくて何も言葉が出ない。
もしかしたら、私の手をからかうために手を繋いできたのかも。
からかうのが大好きなナツメ君ならありえないことも…ない。
なんて、ナツメ君とこの手を繋いで階段を登るシュチュエーションをどうにか誤魔化そうとする。