金曜日の流星群

「やりたいことって今からやるよ、みんなで叶えよ」



「そうじゃなくて…」



ナツメ君は階段の一段目を上がろうとしている所で足を止めた。
もう既にみんなは階段を登り始めていて上からきゃーぎゃーと話し声が聞こえる。



「手出して」



私は左手をおずおずとだす。何のことか、わからないけど心臓が激しく動きだす。



「違う、こっちね」



「えっ」


ぱっとナツメ君が近づいてきて右手を掴まれた。
一瞬の出来事なのにコマ送りみたいに見えて、
手を繋いでると理解した瞬間恥ずかしすぎて頭もパニックになる。



「これがやりたいこと」