金曜日の流星群

「しぃおん、また考え事?」



「あ、違う」



「嘘つき」



ナツメ君はそうでしょと当たり前に言い当ててくる。
透視能力でもあるのか



「これから、学校どうやって侵入するんだろうって考えてた」


流石にあんな乙女チックな考え事の内容をいうわけにもいかないので、聞きたかったことをねじ込んだ。



「それなら悠に頼んでおいたんだ。」



「ナツメに頼まれたならしかたねぇ、しっかり開けてきたぜ。」



「サンキュー!」



ナツメ君は心底嬉しそうに笑った。それはきっと本当の笑顔でまた見えた!と嬉しくなったのは内緒にしておこう。