「なあ、未来…お前さ、そろそろお腹のこと考えて休んだ方がいいんじゃねー?」




「んーでも、まだ大丈夫だよ?」




「俺、めっちゃ心配してんだけど。」




優也は、あの時と変わらない。ずっとずっと、優しいままだ。最近、優也がお店でわたしの負担にならないような仕事をさせているのにも気が付いてる。




そういうさりげない優しさが好きで好きでたまらない。




「優也は、心配性だな~」




「当たり前だろ?大事な嫁と子供のことだ。心配しない方がおかしい。」




ーーーーーーーードキッ




こういうことを不意打ちで言ってくることも全く変わらない。