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数年後。




「未来ちゃん!今日もすごい美味しいよ!」




「本当ですか?ありがとうございます!」




「旦那さんもイケメンさんで料理も出来るなんて羨ましいわ~」




「そんなことないですよ」




ここは、わたしと優也のお店。大学を出た後、わたしと優也はわたしの両親のお店を継いだのだ。




最近では、小さなお店だが、イタリアでは結構有名店になったものだ。




「それにしても、未来ちゃん!大分お腹大きくなったわね!」




「はい!楽しみです!」




そう。そして、今わたしのお腹にはわたしと優也の赤ちゃんがいるのだ。