ずっと俺がそばで守るから…

パパ…何か疎い…いろいろ疎すぎる




「本当はね、無謀だなって思っていたんだよ…浩介は確かに頭いいし、顔も悪くないし、性格もいいから!でも、相手が悪すぎるってね!」




確かに…わたしと優也が両思いになることはやっぱり奇跡だもん。それぐらい難しいって話だ。




すると、優也のお父さんはパッと笑顔になって、「そう思っていたら、チャンス到来!僕がその時付き合ってた彼女…まぁつまり僕の妻だね!妻の幼馴染だったんだ!」




ええええ?!嘘でしょ?!こんな偶然ある?!




わたしは、驚いて優也の顔を見ると、優也も驚いたのか目を見開いている。




「もーね、俺はモテる極意をたくさん教えたね!頼まれたから!必死よ!僕も君のお父さんも!」