優也は「ったく…」と言ったすぐ後で「でも、まぁ。」と言って




「未来のどの顔も可愛いけど、やっぱり笑った顔が一番可愛い。」




と不意打ちに微笑んで言ったもんだから、わたしの心臓がバクバク鳴ったのは言うまでもないない。




わたしはドキドキしながら優也を見つめていると「あ!」と叫んだ




今なら聞けるかも!




「ん?今度は何?」




「あと、一個聞いていい?」




「どうぞ…?」




「あのね…写真入りキーホルダー…どうやって直したの?」




そう。これはずっと気になっていたのだ。だって、お金がかからずにあんなに新品みたいに直るはずがない。