すると夏樹くんは目を見開いて



「え?…どうして…だって…あいつには!…女いたじゃねーか…」




悔しそうに歯を食いしばった




「うん…もしかしたら付き合ってるかもしれないね…」




「だったら「でも、それでもわたしは神くんが好きなの。神くんと付き合えないから夏樹くんと付き合うってことはやっぱりわたしにはできない。」




「それにね…わたし神くんにたくさん助けてもらったんだ…だから、もし神くんと原西さんが付き合っていたとしてもわたしちゃんと恩返ししたいの。それが辛くないって言ったら嘘になるけど。でも…神くんに幸せになって欲しいのはほんと。」




そう言って微笑んだ




「でも…夏樹くん…わたしのことずっと見てくれてありがとう。好きでいてくれてありがとう…わたしにとって夏樹くんは…



大好きな幼馴染です!」