ずっと俺がそばで守るから…

「夏樹くんのせいじゃないよ?わたしが勝手についてきたんだもん」




「いや…でも…」




「だから夏樹くんが責任感じることないよ?」




そう言ってまた俺たちは黙り込んだ。俺はその空気に耐えられなくなって今まで気になっていたことを尋ねた




「何で未来さ一緒に家出しようと思ったの?いつもの未来なら危ないからやめろ!って言うだろ?」




すると未来は…




「逆に何で家出しようと思ったの?」




と尋ねてきた