ずっと俺がそばで守るから…

***



しばらく歩いていると俺は振り返りすこし後ろを歩いている未来に




「何でついてくんの?俺、ついてくんなって言ったじゃん…」




と言ったすると未来は真面目な顔で




「夏樹くんがついてきて欲しくなくてもわたしは心配だからついていく」




と言ったそして…




「ここさ
駅の近くだよね?夏樹くんどこまで行くの?」




俺はギクリとして




「別にどこでもいいだろう!ほっとけよ!」




と言った