｢………｣




神くんが、頬杖をつきながら面倒くさそうにに黒板を見ていた。




本当にすごい綺麗な顔してるな…そんなことを思いながら見つめていると、神くんと目が合ってしまった！




わたしは恥ずかしくなって顔の向きを戻そうとすると、




ん？あれ？もしかして教科書ないのかな？？




教科書がないのに気づいた。




｢あの…神くん？｣




わたしは、声をかけた。




｢あの…よかったらわたしの教科書一緒に見ない？｣




｢……ありがとう。助かる。｣




そう言ってわたしと神くんは席をくっつけ教科書を真ん中に置いた。




ちょっと女子の目線が痛いけど…