ずっと俺がそばで守るから…

「優亜ちゃん…あの…これよかったら食べて?」




そう言ってわたしはタッパーがいくつか入ったかばんを渡した。




「え?!」




「昨日ね、冷蔵庫にあったもので作ったから大したものじゃないけど…」




「すごい!いろいろ入ってる!美味しそう!」




そうやって、優亜ちゃんは、ニコニコしながらかばんの中を見ていると




「え?!りんご飴?!」




そう言って、
びっくりしながらこっち顔を向けてきた。