ずっと俺がそばで守るから…

え…岩瀬、元気ないのか?…




「岩瀬…なんかあったのか?」




すると




「あ~神くんが夏祭り来ているの見てショックで帰ったのよ?」




とニヤニヤしながら言ってきた。




なんだと?!そりゃあそうだよな…いい気分しないよな…




「岸本!岩瀬、家だよな?!」




「た・ぶ・ん♡」




このままじゃダメだ!俺は焦っていると、優亜がこっちに戻ってきて、




「お兄ちゃん!まだぁ~?」と文句を言ってきた。




「優亜!帰るぞ!」




「は?!りんご飴は?」




「んなことより、俺はやることがある!」




「はぁ?!ちょ!待って!お兄ちゃん!」




「岸本!」




「なに?」




「ありがとう」




そう言って俺は優亜の言葉を無視して、岩瀬の家に急いだ…