「なにー?月咲〜」





私は月咲にぎゅっと抱きつく。

んふ、月咲いい匂い





「ほんっと無自覚って困るよね。(ボソッ」






「ん?なに??」







「何でもない。それより…」





月咲が少し怖い顔になる。

どうしたのかな。





「…?」







私はこてんっと首を傾けて月咲を見つめる







「はぁ…柚姫……。」




月咲が呆れたようにため息をつく。



…?月咲?



ほんとにどうしちゃったのかな?







「柚姫さぁ、昼休み翼と抱き合ってなかった?」



翼くん…と?…!



「…??抱きあって…あっ、」