お前は俺だけのもの


やっと泣き止んだ時、空には花火が上がった。

凪「もう、大丈夫です。

ありがとうございました。

お礼も何も出来ず、すみません。」


歩いて離れていこうとしたその子の手を

パシッ

と繋ぎ止めてしまった。


凪「え?」

翔「お礼なら、

俺と付き合ってくれないか?」

凪「え?」


チュッ ///


無理矢理 口を塞いでしまった。

凪「ちょ、あっ、ん、んんぁ///」