お前は俺だけのもの


顔を近づけられる。

凪「い、いやだ!」


あと少しで、自分の唇に相手の唇が触れる...。

その時だった。


翔「お前ら何してんだよ。」

「誰だお前。」

翔「そいつから離れろ。」

「は?今、いいとこなんだよ。

邪魔すんじゃねーよ。」

翔「わりーな。」

そう言い終わると同時にバキッと鈍い音がした。


気付けば、肩や腕を掴んでいた手は無くなっていて、目の前に血だらけになった人が倒れていた。


1人の男の人が、5人もの男の人を一瞬にしてボコボコにした。

翔「行くぞ。」

手を繋がれて、何処かへと連れていかれる。