「斎藤さんこれお願いね〜!」








上司からの雑務を受け、はい、と返事をして仕事に向かう。









仕事はやりがいあるし、無理なく続けられそうですごく助かっている。








昼休みの時間になり、連絡が2通来ていることに気がついた。







一件目がライムさんでー、二件目が友達の愛美だった。










ライムさんも休憩中か。今日はコンビニ弁当!って昨日もだったような。










愛美は、と、、











〝今日の夜空いてない?〟









ほんと相変わらず急にさそって来るよね。笑








愛美は大学時代からの友人で特に仲も良かった。








〝いいよー、どうしたの?飲み行く?〟










ちなみに唯一顔も知らない誰かと連絡を取っているのを知っている人物である。










〝そうそう!会社の先輩と飲み行くんだけど男2人だから私も誰か誘おうと思って!〟










え、それ私完全アウェイじゃない?なんでそこに私を投入してみた?







〝え?それ会社の子じゃなくていいの?なぜに私?笑〟









素朴な疑問すぎて、てか完全アウェイだし。












〝いやー、その先輩の1人がめっちゃ人気ある人だから取り合いなっちゃうし、しかもみんな会社仲間だったら仕事の話ばっかになっちゃうだろうから。〟










だからって、、初対面の私を入れたのは甚だ疑問ではあるが、私も愛美に会いたいし、お酒も飲みたいし、まあいいか。








〝私一杯目からカシオレとか飲まないから。笑〟









〝りょーかい!生中で!笑〟










私はビールと焼き鳥があればなんだっていいんです。