いつものコースだと山下さんに説明をしながら歩いているとブーっブーっと電話がなった。








着信の名前には母親の名前が出ていた。
山下さんに電話が来たことを伝え電話に出る。











『もしも「あんたどこまで行っとるとね!いっちょん帰ってこんでから!」









めっちゃ大きい声で叫ばれ、電話越しなので耳に響く。











『知り合いに会ったけん話し込んどった。どーしたと?』








気づけば結構時間が過ぎていた。
だいぶ話し込んでたなー。












「ついでにおつかい頼んでよか?あれが、なかったけん買ってきとってくれん?」










あれってなんだと思いながらもとりあえず醤油ということが分かったので電話を切る。















すいません、、っと山下さんをチラッと見ると驚いた顔とにやにやした顔が混ざった表情をしていた。












え?っという顔をすると、
「ブッチめっちゃ方言でてる!ウケる!」










ウケるって、、笑











「私も両親も九州出身なので、家族の間では出ちゃうんですよー。」
やべ、普通に方言出してた。恥ずかしい。














「めっちゃええやん。九州弁可愛いやん。」













か、関西弁んんんんんん!!!











『ライムさん関西出身なんですか?そっちの方がウケますよ!!』
イケメンに関西弁とか最高ですやん!!!←













「あんまり出さないようにしてるんだけど、地方の人と話すとやっぱ出ちゃうよね。」
ちょっとバツの悪そうな顔でいう











「結構関西弁キツいって言われるから、普段は標準語にしてるけど、営業とかで関西の人とかいたら、やっぱつられるよね〜」










『もっと出してっていいと思いますよー。少なくとも私は関西弁大好物なんで。」
っとサラッと答える














「ほんまブッチおもろいわ!」
満面の笑みで言われると少し照れてしまった。