君だけ。

「華〜、今日海里くんと会うんじゃないの?」


「うん、そうだよ〜」


実はね、私はひとつ上の彼氏がいるんだ。

すっごくかっこよくて、なんでもこなせて
まさに王子様なの。

たまたまぶつかってから話すようになって
ほんと、運命だよね〜〜。


「なーにニヤニヤしての。」

えっ、私としたことが…

「へへっ、だって嬉しんだもんっ」