君だけ。

「え、なに、それ?
そんな約束した?」


呆れた。
私の中でまた何かが壊れた。


「したよ?デートの日に。
メールでも電話でも話してた」


冷静に言えてる自分に少し驚きながらも
答えを待つ。


「でも、僕その日用事が、、、」


「なら、なんで言ってくれないの?」


覚えてたんなら来てくれるでしょ。

ほんと、何考えてんだろ。


「華はさっきから何を言いたいの?」

自分でもそう思うよ。

でも。話し合わなきゃ気がすまないの。