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次の日も晴天に恵まれ海水浴日和だ

朝の光りと暑さで目が覚めた千咲は時計を確認するとまだ6時過ぎ
他の5人はまだ夢の中

「起きようかな?」

そう呟きカーテンを開けて軽装に着替えてちょっとした身支度してキッチンに向かう

「ありゃ…お姉ちゃんここで寝ちゃってるの?」

ピタッと足を止めるとリビングのテーブルに突っ伏しながら寝ている咲良の姿がいた
仕事のものが散乱している

「風邪引いちゃうよ…」

とりあえず書類などをまとめて近くに置き咲良を起こさないように近くにある毛布を軽く掛けてあげる

その隙にみんな分の朝ご飯を作る

冷蔵庫の中にには昨日買ってきた食材がたくさんあった

「朝から重たいものはだめだし…やっぱり目玉焼きかスクランブルエッグかな?」

数分悩んだ結果、スクランブルエッグを作ることにした
手際良く作っていき野菜スープを作る

すると後ろから声を掛けられる

「良い匂いだね」

「わっ!」

「おはよ、千咲ちゃん」

「秋斗先輩。おはようございます。早いですね」

「良い匂いにつられて起きたんだ」

「もう少しで朝ごはん出来ますよ?」

既に作り終えたものが置いてあり「美味しそう」と言うとなにか手伝えないかと付け足して言う