三人のメッセージにはそれぞれこう書かれていた

"秋斗と遥斗、明日ヒマなら14時半頃に千咲ちゃんの家に来てね"

"創汰、明日ヒマかな?なにも予定無ければウチに来れる?"

それを呼んだ三人はキョトンとしたあと顔を見合わせる

「二人とも明日予定は?」

「オレは無いっすよ」

「オレも特に用はないけど急に千咲さんの家って…なんかあるのか?」

なんとなく察してはいたが特に予定も入ってなかったため返事を返す
するとすぐにメッセージが返ってきて「明日待ってるね」と書かれていた

明日を控えたためこのまま今日は解散することにした



***

翌日のお昼過ぎ女性陣たちは千咲の家に一足先に来ていた

「みんないらっしゃい。さ、入って」

出迎えてくれたのは咲良だ
お邪魔します。と言うと中へ入っていく

「あれ?ちぃは?」

「ああ、千咲なら今日はバイトよ。多分もう少しで帰ってくるはずよ」

午前中だけバイトが入っていた千咲
先にほのかには連絡が入っていて先に進めてくれと言っておいたのだ

「じゃあ、ちぃちゃん来る前に進めよ?」

「そうね。咲良さん、先に私たちでやりませんか?秋斗たちも時間になったら来ると思うし」

「そうね。じゃあやりましょうか」