「こんばんはー」
「いらっしゃい。上がって!」
「お邪魔しますー」
リビングに通すとテーブルにはスーパーで買ってきた食材が置いてあった
「もう買ってきたんだね」
「うん、二人だしあまり材料残したくないしお姉ちゃんの分だけ残せばちょうど良いかなって」
「……ってことは今日はカレー?」
「あたり!」
テーブルに置いてあった材料はカレーの材料だ
3人分作るにはちょうど良い
冷蔵庫には咲良が前日作ってくれたデザートもある
「咲良さんのデザートも楽しみ!」
「ふふっ、そうだね。愛未も何か買ってきたの?」
「ん?ああ、これね」
愛未の手にはどこかで買ってきたであろう袋があった
その中には飲み物やお菓子が入っていた
食後にゆっくり食べようと思って買ってきたらしい
「お菓子はあとでゆっくり食べよう!」
「うん!さて、まずはカレー作っちゃおうか」
「はーい」
二人は仲良くキッチンに立つと野菜を切ったりサラダを作る
普段から料理を作っているためお手の物だ
すると愛未がこんなことを言う
「今年の花火大会どうする?」
「花火大会かぁ。バイトでそんな話してた子たちいたから今年どうしようかなって思ってたんだよね」
うーん、と悩む千咲にある提案をしてみる


