私たちのstory

限界がきたら、ね



そんなものとっくに来てるわ



身体的なん物ではなく精神的なものでね



大体、龍希くんが眠った時点でもう既に限界なのよ



だからお義母様、ごめんなさい



その約束は守れません



未夢「なつ、患者さん来るって」



後ろから私に声をかける未夢


夏葵「わかった、いこ」



私は今にも溢れ出てきそうな涙を拭い龍希くんのそばを離れた



未夢「大丈夫?」


大丈夫と言えばうそになる


でも、


夏葵「仕事に私情は持ち込まないから大丈夫よ」



私情に囚われすぎて目の前の患者さんを見れないなんてバカなことあっちゃいけないしね



未夢「...私が聞いてるのはあなたの心のことよ」



そう言われたけど私は聞こえてないふりをして



夏葵「...?なんか言った?」



とぼけた



心が大丈夫かなんて聞かれたら私の答えは間違いなくNOだ