龍希「まぁ、お前が後悔しないならそれでいいけどな」



龍希くんならそう言ってくれると思ってたわ



未夢「お取り込み中失礼しまーす」



未夢ってば!



龍希「別に取り込んではない


どうした?」



未夢「先輩、少しなつ借りてもいいですか?」



龍希「ん?ああ、ちゃんと返してくれるならな」




2人とも人をモノみたいに!



未夢「ありがとうございます」




私は未夢に連れられその場を離れた




夏葵「どうしたの?」



未夢「ちょっとお願いがあるんだけど」







夏葵「なに?」




未夢「今からすぐに患者の処置に入らないといけないんだけど、ここにゴキブリが来てるのよ」



ゴキブリ?ごきぶり、ゴキブリ


あぁ、アイツの事ね



夏葵「どうすればいいの?」



ってまぁ決まってるか



未夢「他の患者の迷惑にならないようにしておいてほしいの」




夏葵「わかったわ、じゃあね


処置頑張って」