そう言おうとしたら既に2人は帰ってしまわれた



龍希「なんで学校に行くことをやめた?」



なんで、か



そんなの決まってるじゃない



夏葵「学校に行く時間がもったいないと思ったからよ


学校に行って既に分かっている範囲を習って...ってそんなの時間の無駄だと思ったの


友人とすごす時間は確かに楽しいけど、友人ならここにもいるわ


単純に学校に行く意味がないと思ったの」




龍希くんはやれやれって顔をした



龍希「だけどな、高校生活は人生でたった一度きりだ。後から行っとけばよかったなんて思ってももう遅いんだぞ?」



ふふっそれお義母様達にも言われたなぁ



さすが親子ね


夏葵「うん、分かっているよ


でもね、それでも私はこっちを選んだの


お義母様にね、同じこと言われたけどそれでもここにいたいと思ったの」