未夢「じゃあなんで家から出てくなんて...」



あぁ、それ?



別に特別な理由があるわけじゃない



だけどね、ただ



夏葵「あの事件からもう4ヶ月たったじゃない?


そろそろ立ち直るべきだと思ったの



どんなに悲しくたって辛くたってこのまま未夢の家にお邪魔するわけにはいかないわ



これはもうずっと前から考えていたことなの



いつまでも未夢に甘え続けるわけにはいかないでしょ?



だからそろそろ自分が本来いるべき家に戻ろうと思って」




そう言うと未夢はホットしたような複雑な表情になった



未夢「そっか


わかった


なら引越しのお手伝いしないとね!」



それは助かる!



未夢がいたらきっとすぐに終わるわね



夏葵「ありがとう!」