未夢「私があんなこと言ったから?だから怒ったの?」



夏葵「ちがっ」



違う?じゃあ



未夢「じゃあほかにどんな理由があるって言うのよ!?


私のこと嫌いになったんならそう言ってよ!


曖昧なのが一番嫌なのはなつだって知ってるでしょ!?」



嫌ったならそう言って...



嫌われることした自覚はあるんだから



嫌われたって別に文句を言える立ちじゃない



だから嘘ついて誤魔化したりしないで



未夢「私が嫌われるほど許されないのはわかってんのよ!



だからって誤魔化したりしないで!



どうせなつは私のこと嫌ってるんでしょ!?



それならそう言ってよ!



あんたなんか嫌いだって!


あんたなんかいなきゃいいのに!


ってそう言ってよ!


中途半端な言葉は傷つくんだよ!!」



え?


なんでなつがそんな顔してんのよ


なんでそんな泣きそうな顔してるの?


次の瞬間私の左頬に痛みが走った



平手打ちされたと気づくのは早かった




夏葵「そんなこと言わないわよ!!」