次の日も私は仕事もなく、学校にも行くつもりがなかったので家でゴロゴロしてたけれどやっぱりどうしても龍希くんの顔を見たいと思ったので、病院に向かった



病院に着くと真っ先に愛美が駆け寄ってきてくれた


愛美「先生、大丈夫ですか?

コソッ)未夢先生から聞きました


ちょうど今から未夢先生の家に向かおうかと思っていたんですよ」



愛美がこの前のことを知っているのは想定内



というか昨日未夢に他にも事情知ってる人がいた方がいいから、と愛美に相談するって言われてた



愛美は私と同じ目にあってるからって



夏葵「ええ、心配かけてごめんね

でも、大丈夫よ


ありがとう」



正直未だに不安が残ってる



あの人たちがまた来たら...って



でも、終わったことをいつまでも言っているわけにもいかないんだ



医学は日々進歩する



だからこそ余計な感情で学ぶことを中断してしまったら再開するのがとても難しくなる



今、この一瞬にも新しい薬、新しい技術、新しい機械が生まれているのだから