『…ッ…ほらほら!!早く戻らなきゃ!!』


涙を見せたらおねぇちゃんが迷っちゃう。

なんとか堪えて背中を押す。


「私はもう死んだんだよ…??」


『まだ死んでないよぉー!!
でも、ちょ〜っと危ないッ!!!』


「…良いよ、蒼空と居る。」


『嘘!!ほんとは皆と一緒に居たいくせにッ!?』


そう言うとまた驚いた顔をした。