分かってても理解したくない。 そんな事は誰にだってある。 でも、受け入れて前を向いて欲しい。 どんなに願っても求めても側に居られないから。 「そんなの分かってるッ!! じゃあ、私の気持ちは…? この行き場のない気持ちをどうすれば良いの!?」 蒼空が死んだ時以来におねぇちゃんの涙を見た。 作り笑いは出来ても『泣く』行動を忘れてた。 「一人で抱え込まないで下さい。 私達を仲間を頼っても良いんですから。」 おねぇちゃん、分かってくれたかな?? 蒼空が居なくても一人なんかじゃないって…。