「ッ!?」 「じゃあね〜。」 青い顔をする芦喜を嘲笑うかの様に走り去る。 「あーあ、見つかっちゃった。 紘にぃも近くに居るだろうし、 そろそろバラしちゃおうかな??」 この後、おねぇちゃんは自分が『双姫』だって 『神龍』の倉庫で打ち明けた。 どう喧嘩を覚えたのか、 どこで実践を積んだのか全部。 「復讐を遂げても蒼空さんは戻って来ませんよ。」 舜が誰も言えなかった言葉を言った。