朱音『何の用だ。』 「行くあてが無いだろ?? 俺のとこに来ないか。」 男が差し出した手を見る。 朱音『…お前を知らないのに のこのこ着いて行くと思うのか??』 「そっちは知らなくても俺は知ってる。 例えば…妹を殺した復讐をしたいとか。」 その言葉を聞いて我を失ったと同時に 体は動いていた。 ダァンッ!! 「ぐっ!!」 地面に叩きつけられた男は苦痛で顔を歪める。