天空side
先生が広い個室に俺達を案内する。
先生 「さぁ、先ずは腰掛けて。」
その言葉に従い、
俺達は静かに椅子に座る。
その瞬間に一気に脱力感に襲われた。
類 「…先生にはいつもお世話になります。
真白も……連絡くれてありがとな。」
真白 「う、ううんッ…。」
父さんが先生と真白さんに頭を下げるのを見て
俺と姉ちゃん達も続いて頭を下げた。
家柄のせいでもあるけど、
俺達は生傷が絶えない。
『通り名』を恐れる奴らもいれば、
潰してのし上がろうとする奴らもいる。
天空 「なぁ、姉ちゃん。
何があったのか全部話してくれる??」
前者なら相手にもならない。
問題は後者だった場合、
どんな卑怯な手を使ってでも
目的を成し遂げようとする。
朱羽 「…分かった。」
自分を落ち着かせるように一度深呼吸し、
姉ちゃんは順を追って説明した。
天空sideEND


