双姫・嵐王 番外編



バンッ!!


翠「え!!類ッ!?」


俺は急いで社長室から出る。


その慌てように社員が驚いて振り返るほどだ。



俺自身も身体よりも気持ちの方が先走って
今にも足がもつれそうだ。


"朱音が事故にあってッ!!早く、早く来て!!"


類「なんで…なんで朱音が……ッ!!」


あの時を思い出す。

雨の中、
朱音が腕の中で冷たくなっていくんだ。


翠「類ぃーーー!!!
車下に用意してやったから先に行け!

俺も直ぐに向かうッ!!」


類「…ッ…あぁ!!」


兄貴にも連絡が来たのか、
俺は一足先に車に乗り込んで病院に向かった。


類sideEND